昨日から9月です。
北の大地も、少しずつ秋めいてきました。
スポーツにも、読書にも、もちろん、英語のお勉強にも、とてもいい季節の到来ですね♪
総合学力テストA・B・Cがはじまりますね
そして、9月・10月・11月には、北海道の中学3年生にとって、とても大切な「総合学力テストA・B・C」が行われます。
高校入試に直結する重要な学力テストなので、「こごま英語教室」に来てくれている中学3年生の皆さんも、「総合A・B・C」の話題になると、お顔にさっと緊張が走ります。
でも、この秋の3回の学力テストは、中学1年生から現在までの学習を全体的に振り返ることのできる機会でもあります。
「今まで自分が、がんばってきたこと」を信じて、中3生の皆さんは、ベストを尽くしてほしいと願っています。
今年から「300点満点」→「500点満点」に
さらに、今年度から、この「総合A・B・C」の点数が変更になりました。
今までは「60点満点・5教科」で「300点満点」だったのが、「100点満点・5教科」で「500点満点」に変わったのです。
しかも、特に英語という教科においては、今年、中学の教科書の大改編が行われています。
昨年から始まった、小学校での英語教育の導入を受けて、中学での学習領域にさまざまな変更が生じているのです。
「英語の学習事項の変更」に加えて、「総合学力テストの満点の変更」。
2種類の「変更」を体験している、中学3年生たちは、一様にどきどきしていらっしゃることと思います。
けれども、先日、中学3年生の男子Aくんと、授業中に会話を交わしていて。
彼は、この「変更」を乗り越えていく道を、自分自身で見つけたのだなあと感じたできごとがありました。
Aくんの「発見」
私「どう? 前回の宿題プリント、やってきた?」
Aくん「はい。やってきました」
私「おお。いつもどおり、完璧に仕上げてあるね〜」
(注・Aくんには、「与えられた日本語の文」を、自分の力で英作文する「フリー英作文」を、毎回、15~18題程度、出題しています)
Aくん「でも、この12番だけ、全然わからなくて……」
私「どれどれ?
『この記事によれば、日本のいくつかの動物や鳥も、レッドリストに載っている』
──っていう問題だね」
Aくん「はい。レッドリストに『載る』っていう英語が、わかんなかったです」
私「そうだったんだね。……でも、実は、私たちが勉強した表現を使えば、できるはずなんだよねえ」
Aくん「え、そうでしたっけ? 『載る』なんて、勉強してないと思うけどなあ」
私「それじゃ、ひとつひとつ、じっくり考えてみよう。
まず、『この記事によれば』なんだけど。
これは、どういう表現だったっけ? 『すっごい重要な熟語』って勉強したと思うけど」
「これ、絶対に出るやつ」
Aくん「あ、なんか、あったなあ……『これ、絶対に出るやつ』って、先生が言ってたなあ」
私「教科書42ページを見てごらん。2行目を読んでみて」
Aくん「According to a study……『ある研究によれば』……ああ、これこれ、これかあ」
私「そう。『according to 〜』は、すっごく出題されやすい熟語なんだよね。
今年、この教科書に変わってから、中2の学習内容に回されたんだけど、Aくんの学年は、この42ページで、初めて学習した表現だよね。
それじゃ、『記事』っていう単語はなんだっけ?」
Aくん「『記事』は、『article』」
私「おお、すぐに答えが出てくるね〜。しっかり覚えられてるね。さすが〜。
じゃ、『この記事によれば』は、どういう表現になるかな?」
Aくん『According to this article』
私「OK, that's great. 大正解で〜す。
それじゃ、後半の『日本のいくつかの動物や鳥も、レッドリストに載っている』を考えてみましょう。
とりあえず、『いくつかの』は?」
Aくん「some」
私「お、正解〜♪ ……『動物』と『鳥』もわかるんじゃないかな?」
A「animal と bird」
私「OK, 正解で〜す。でも、some をつけるから、some animals and birds っていうふうに、複数形にしておくといいよね」
(以下、「『途中まで』でも、がんばってみる」に続きます…)
*小学校6年生の方の授業は、2022年2月から開講予定です。
お席は2名様のみですので、お早めにお申し込みいただければ、ご予約という形でお席が確保できます。
*現在、中高生の方の授業は、おかげさまで満席になっております。
2022年3月から、2名様のみ、受け付ける予定ですので、お早めにお申し込みいただければと思っております。
▼お申し込みはこちらからどうぞ。
「こごま英語教室」お申し込みフォーム
▼ブログランキングに参加しています。バナーを応援クリックしてくださると嬉しいです!
にほんブログ村